コンセプトとは『概念や理念』という意味があります。
また、コンセプトを決定する事で、事業計画作成時や店舗運営時に活用できます。
店舗開業.comでは、コンセプト=GOALとし理念を発信し、顧客と従業員に我々は何を提供しているのかを明確にする手段だと考え、コンセプト設計を考えたいと思います。
目次
コンセプト設計のメリット
店舗開業.comが考えるコンセプト設計のメリット
行動指針・基準になる
- 従業員の行動指針になる
- 商品開発や立地などの戦略の基盤になる
- 自社の強みの分析ができる
- 他社と差別化が図れる
お客様に何を提供する場所なのか発信できる
- 自社の魅力を社内外に伝えられる
- 認知とブランド力の向上
何度でも設計し直せる
コンセプト設計のデメリット
店舗開業.comが考えるコンセプト設計のデメリット
柔軟性を失う可能性がある
- 設計したコンセプトに依存し過ぎてしまい柔軟性を失う可能性がある
コンセプト設計のやり方
5W1Hでコンセプトを明確に
- WHAT(何を)
- WHO(誰に)
- WHEN(いつ)
- WHERE(どこで)
- WHY(何故)
- HOW(どのように)
簡単で誰にでわかりやすいフレーズにする
店舗開業.comに当てはめると
- WHERE
- 通勤中でも
- WHEN
- 好きな時間にいつでも
- WHO
- 開業したいのに時間が無く、足を運べない方の代わりに
- WHAT
- 手軽に街の情報や必要な情報を提供する事で
- WHY
- 独立開業したい方や街を知りたい方の少しでも役に立ちたい
- HOW
- 開業に必要な街のデータと実際に街を散策した所感を通し、短時間で開業エリアを調べられるサイトの運営を行う
店舗開業.comのコンセプトを簡単に言うと
- 5分で出来る街選び
コンセプト設計に順番や順序はない
店舗開業.comではWHEREから始まりましたが、WHYから始められる方もいるでしょう。
『誰かの役に立ちたい』が先であれば、WHOから始まるかもしれません。
フレームに縛られずに自分自身のコンセプトを明確にする為に5W1Hに落とし込む事が重要だと考えます。
コンセプト設計の他の方法
3Cフレームワーク
コンセプトを設計する他の手段として、3Cフレームワークを応用して設計する事も良いでしょう。
5W1Hよりも端的で可視化できる事が良い点だと考えています。
こちらは自身の強みを活かし、競合の弱みと顧客ニーズを掛け合わせる事で、コンセプトを導き出すやり方です。
3Cフレームワークはマーケティングで用いられる手法ですが、三つの円を応用し、自身のやりたい事の深掘りや売上が伸びずに戦略を変更したい場合にも応用できます。
中央の重なっている部分がコンセプトの中核
店舗開業.comの場合は
- 自分の強み
- 業界の経験、情報、知識
- 競合の弱み
- 情報サイトは各業界に特化しており、一箇所で開業に必要な情報が完結しているサイトがない
- ニーズ
- 時間が無く調べている暇がない、実際に足を運べない、比較できない等
上記により、3Cフレームワークを使用した場合の店舗開業.comのコンセプトは、簡単に短時間で一つのサイトで街や街のデータが調べられるサイトとなる。
最後に
今回は、コンセプト設計について書かせていただきました。
コンセプトを設計する事で、進むべき方向や誰に何を提供するのかが明確になり、運営のPDCAサイクルを回す事ができます。
コンセプトを活用し、創りたい店舗や事業を運営してください。