飲食店や美容室、医療など様々な業種に関連する『衛生』に伴うユニフォームレンタルサービス。
『衛生』と言えばクリーニングですが、現在では、ユニフォームレンタル業者がクリーニングも行っている事が多く、今回は、業務用のユニフォームレンタルについて調べ書かせていただきます。
目次
ユニフォームレンタルとは
ユニフォームレンタルとは
好きなデザインからユニフォームを選べ、定期的なクリーニングや補修・交換を行うアウトソーシングシステム
ユニフォームレンタルのメリット
コスト削減
- ユニフォームを最初に一括購入しなくて済みので初期投資がかからない
維持管理コスト削減
- 代わりに管理をしてくれる為、維持管理が容易になる
- 維持管理に必要な人件費が削減できる
在庫管理が容易
- 従業員の増減に合わせ、ユニフォームの増減対応をしてくれる
- 必要な着数だけで済み在庫を抱えない
- サイズ変更なども対応可能
衛生面
- 定期的なクリーニング納集配
- 衛生管理を代行してくれ、ユニフォームなどが常に清潔で綺麗に保たれる
- 清潔が保たれ、お店のイメージ向上によるモチベーションに繋がる
その他
| レンタルサービス | その他 |
人件費 | 無し | 発生する |
維持管理 | 業者が行う | 自社で行う |
ユニフォーム購入費用 | 料金に含まれる | 一括購入 |
メンテナンス | 業者が行う | 自社で行う |
クリーニング | 業者が行う | 自社で行う |
ユニフォームレンタルの内容の種類
フルレンタルサービスとレンタルサービス
| フルレンタル | レンタル |
ユニフォーム貸出 | 有り | 有り |
定期クリーニング | 有り | 各自洗濯 |
補修・修理・交換 | 有り | 必要な時に |
契約期間 | 2~3年 | 2~3年 |
ユニフォームレンタルの契約システムの種類
個人単位のレンタルシステム
- 従業員一人一人に個人専用ユニフォームを貸し出すシステム
- 一人当たりの月額料金
- ユニフォームを着用するスタッフの人数に応じて料金が変動
枚数の応じたレンタルシステム
- 一定の枚数を企業に貸し出すシステム
- 一枚当たりの月額料金
- 企業は利用するユニフォームの枚数をサイズごとに設定する
その他
自社でユニフォームを取扱うメリット・デメリット
自社でユニフォームを取扱うデメリット
初期コストが高い
ユニフォームのコストが予測できない
- 入退社のタイミングによる増減によるコストがわかりにくい
- 補修、クリーニング費などのコストがわかりにくい
- 発注や管理に人件費が発生する
衛生面
- 支給されたユニフォームを自宅で洗濯する為、個々の衛生管理にばらつきが発生する
- 衛生指導が行き届かなく衛生管理にばらつきが発生する
業務量が増加する
その他
自社でユニフォームを取扱うメリット
コストが低くなる場合がある
- レンタルサービスは長期で見た場合に得になるサービスの為、 少人数の店舗などでは、自社で購入・運用の方がお得な場合もある
レンタルとリース
レンタルとリースの違い
| レンタル | リース |
簡単に | 既にある商品を貸すサービス | 代わりに購入して貸すサービス |
貸出品 | レンタル会社が既にもっている商品の中から貸し出し | お客様が必要な商品をリース会社が新たに購入し、それを貸し出し |
途中解約 | できる | できない |
修理・交換 | 修理・交換サービスあり | 修理・交換は自身で対応 |
ユニフォームレンタル料金の相場
ユニフォームレンタル料金
ユニフォームレンタル料金の例
| レンタル枚数 |
帽子 | 3枚/人 |
ブルゾン | 3枚/人 |
パンツ | 3枚/人 |
最後に
調べていると、購入は最終的なコストは安くなりますが、 それは衛生面や補修・修繕をしないくらい丁寧に使った場合に限られると感じます。
特に食や医療を扱う事業においては、コストをかけても衛生面を考えるべきでしょう。
衛生面や衛生管理面において、複数店舗や大人数を雇用している店舗は必須だと考えています。
しかし、少人数店舗の場合は、その限りではないとも考えています。
何故ならば、今回の記事で重要な事は、『継続して清潔が持続できるか』だと考えているからです。
継続して持続できないのであれば、コストをかけ衛生・清潔の継続維持を検討するべきでしょう。
また、ユニフォームレンタル業者は、クリーニング単体の受注も行っている為、用途に合わせて利用を考えていただきたいと思います。