最近は、現金会計が少なくなり、スーパーでもコンビニでもお店でも、キャッシュレス決済が増えてると感じています。
やはり、日々の生活を通し利便性が高い手段なのだと思います。
また、キャッシュレス決済を使用する側は、出店開業する際に手数料が発生するキャッシュレス対応にするのかも悩ましい問題だと。
今回は、キャッシュレスの背景や費用感などと共に『キャッシュレス決済』について調べましたので、ご活用ください。
目次
キャッシュレス決済の背景
日本政府の取り組み
出所:https://www.meti.go.jp/shingikai/mono_info_service/cashless_payment/20220318_report.html
2022年経済産業省が発表した『キャッシュレス決済の中小店舗への更なる普及促進に向けた環境整備検討会』
によると、
- 日本政府は、2025年までにキャッシュレス決済率現在の約30%から40%にすることを目標に掲げています。
- 将来的に日本政府はキャッシュレス決済比率を世界水準の80%を目指していると記載されています。
キャッシュレス決済のメリット
業務効率化
- 支払い決算の簡略化による、レジ業務効率改善
- 作業時間の低減による生産性の向上
- ECサイトなどにも活用でき、売上の増加
- インバウンド需要への対応
危機管理
- 現金管理のリスク低減
- 盗難の防止
補助金の適用範囲
- キャッシュレス決済導入補助金(対象:各自治体内の事業者)
- IT導入補助金2022(対象:全国の事業者)
- 小規模事業者持続化補助金(対象:全国の事業者)
キャッシュレス決済のデメリット
業務量の増加
- 会計マニュアル作成の手間が発生
リスクの発生
- 人による不正のリスク
- 現金も一緒に管理しなければならない為、ミスが発生
- 決算スピードが使用する会社によりバラバラの為、レジ業務が非効率になる可能性
- 入金タイミングが使用する会社によりバラバラ為、キャッシュの回りが鈍化する可能性
- 停電や通信障害の影響
コスト
- 初期費用や決算手数料が発生
- 古い端末だと対応していない場合があり、新たにモバイルを購入する必要性
- ネット環境を整備する必要性
キャッシュレス決済会社の特徴
カード決済系スマホ決済 大手4社
- 初期費用無料
- 使用料金無料
- 決済手数料3.25%~3.74%
- 入金は、翌日〜月一回
- 振込手数料は、無料〜330円
- 導入期間は申請即日〜申請約1ヶ月
- タブレットやモバイルが必要
QRコード決済系スマホ決済 大手3社
- 初期費用無料
- 使用料金無料
- 決済手数料1.60%~2.60%
- 入金は、翌日〜月一回
- 振込手数料は、無料〜250円
- QRコード決済会社の『ポイントキャッシュバック』などのキャンペーンに参加できる
- 会計がスムーズで業務効率が良い
キャッシュレス決済に必要な機器
キャッシュレス決済機器
- タブレット・モバイル端末
- 決済用端末
- レシートプリンター
多機能なキャッシュレス決済機器は、Airpayがおすすめです!
最後に
キャッシュレス化推進は、日本政府も取り組んでいます。
インバウンドでは勿論の事、利便性の向上により、キャッシュレス化は更に進んでいくと考えています。
経済産業省の資料からも、キャッシュレス決算導入の大きな壁が『手数料の高さ』だと記載されており、今後の課題だと考えていますが、集客としての宣伝広告費と考えると、本当に高い手数料なの疑問はあります。
導入時のメリット・デミリットを確認していただき、顧客に選ばれる店舗として検討してほしいと思います。
開業時に必要な項目としてご活用ください。
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