「ちとふな」の愛称で親しまれている街
新宿駅から電車で約14分の好アクセスで、「ちとふな」の愛称で親しまれている街。
小田急沿線住民に人気の東京都立千歳丘高等学校や、大東学園高等学校などがあり、学生も多い古くから人気の住宅街。
基礎情報(世田谷区船橋)
地理
人口と世帯数 (2022年12月時点)
日本人 | 外国人 | 総数 | |
---|---|---|---|
世帯数 | 13,448 | - | 13,448 |
人口(男) | 12,680 | - | 12,680 |
人口(女) | 13,870 | - | 13,870 |
人口合計 | 26,550 | - | 26,550 |
注釈:世田谷区船橋1丁目~7丁目を集計
基礎情報(千歳船橋駅)
東京都世田谷区船橋1-1-5
- 改札口(北口、南口)
利用可能な路線
- 小田急小田原線
アクセス
- 新宿駅
- 急行・各停:14分
- 各停:19分
- 渋谷駅
- 京王線・井の頭線(下北沢駅乗換):18分
- 東京駅
- 京王線・中央線(新宿駅乗換):36分
乗降者数(1日平均)
乗降者数 | |
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2021年度 | 47,665 |
2020年度 | 44,739 |
再開発情報(2022年11月時点)
年月 | 内容 |
---|---|
ー | ー |
駅周辺情報(2022年12月時点)
チェーン店
ファーストフード | 丼・麺・定食 | 寿司 | カフェ | ファミリー レストラン | その他 |
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・マクドナルド ・フレッシュネスバーガー ・モスバーガー | ・すき家 ・松屋 ・松のや ・ぎょうざの満州 ・箱根そば ・丸亀製麺 ・福のから | ・京樽 ・ちよだ鮨 | ・スターバックス ・ドトール ・コメダ珈琲 | ・ガスト | - |
コンビニ
セブン イレブン | ファミリーマート | ローソン | ミニ ストップ |
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3店舗 | 4店舗 | 2店舗 | - |
スーパーマーケット
徒歩所要時間 | 店舗名 |
---|---|
5分未満 | Odakyu OX 千歳船橋店 自然食品F&F 千歳船橋店 オオゼキ 亜州太陽市場 千歳船橋店 |
5~10分 | まいばすけっと 千歳船橋駅西 まいばすけっと 経堂4丁目 |
10分以上 | ー |
周辺商業店舗
施設名 | 延床面積 | テナント階数 |
---|---|---|
ー | ー | ー |
周辺大学
大学名 | 在校生数 |
---|---|
東京農業大学世田谷キャンパス | 約12,400人 (キャンパスごとの記載なし) |
住環境情報(2022年12月時点)
高級マンション
マンション名 | 建築年月 | 総戸数 |
---|---|---|
アスティーレスタジオ経堂 | 2022年10月 | 14戸 |
その他:低層階の高級マンションが多数
家賃
1K:7.8万円
商業用平均坪単価
1坪:19,500円
訪問した所感
訪問日時:2022年12月24日(土) 13:00~
所感概要
千歳船橋エリアは住みやすい印象を持ち、住民が多くいると仮定している。
また、幅広い年齢層が存在する為、事業の選択肢が多いと感じる。
アパートでは独身者、一軒家とマンションでは家族というイメージもできる。その反面、競合が多く戦う武器は選定しなければならないだろう。 特に理容室・美容室は供給が上回っていると予想している。 出店場所に関しては、駅から徒歩5分以上で住宅街になる箇所が多く、駅から徒歩5分未満で、北側に出店する。または、南東方面の交通量が多い道路沿線状がいいだろう。 ただし、小箱の店舗が多い印象を受けている事から、小箱での売上の最大化を図る運営が必要性だと感じた。
所得が平等で尚且つ所得が平均的だった場合、店舗自体の差別化と薄利多売にならない様に注意してほしい。
上記を考慮したとしても、昔から運営している店舗が存続できているエリアとして、市場規模の魅力はあるエリアだと感じる。
コース
千歳船橋駅 → 桜丘2丁目28 → 桜丘2丁目24-19 → 桜丘2丁目17-12 → 桜丘5丁目7-6 → 桜丘4丁目10-15 →
桜丘4丁目8-11 → 桜丘3丁目37-8 → 桜丘3丁目10-6 → 桜丘3丁目10-15 →
経堂5丁目35-10 → 経堂4丁目33-2 → 経堂4丁目24-9 →
船橋3丁目2-5 → 船橋1丁目55-5 → 船橋1丁目47-5 → 船橋1丁目36-4 → 船橋1丁目37-4 →
桜丘5丁目42 → 桜丘5丁目41-11 → 桜丘5丁目25-5 → 桜丘5丁目6-5 → 桜丘2丁目25-3 → 桜丘2丁目27-7 →
桜丘2丁目21-11 → 桜丘2丁目29-22 → 桜丘2丁目29-21 →
経堂4丁目6-18 → 経堂4丁目8-16 → 経堂4丁目19-5 →
船橋1丁目1-1 → 船橋1丁目1-12 → 船橋1丁目3-2 → 船橋1丁目8-8 → 船橋1丁目9-12 → 船橋1丁目12-4 →
船橋1丁目11-2 → 船橋1丁目9-35
レポート
千歳船橋駅
駅に到着し、改札は一つで、改札を出ると北口と南口に別れている。早速だが、駅前の人々の年齢層は幅広い印象を受ける。動線が多い南口から散策していこう。 南口から南に向かうと直ぐに城山通りという幹線道路にぶつかる。ふと人が多いと感じた。ここでようやく、本日がクリスマスイブだと思い出した。。。
世田谷区桜丘2丁目28
動線を辿ると、路地の様な細い通りに多くの人が進んでいた。通りは入り組んでおり、店舗が沢山存在している。スーパー、昔ながらの魚屋に精肉店と小さいお店が建ち並ぶ。このまま南へと進んでいく。
世田谷区桜丘2丁目24-19
駅から徒歩4分程に桜ヶ丘区民センターがある。既に人通りはまばらになっている。
世田谷区桜丘2丁目17-12
ここから先は住宅街になるようだ。
世田谷区桜丘5丁目7-6
目黒農協直売所を発見した。昔はよくこの様な直売所があったものだ。住宅エリアに古い印象は無く、直売所の様に、手軽に買える場所の需要があるのかもしれない。
世田谷区桜丘4丁目10-15
駅から徒歩約9分の場所である。一軒家よりアパート(低層界の建物)が多い印象を受ける。また、近くに野菜の直売所があった。そのまま西へと足を進める。
世田谷区桜丘4丁目8-11
世田谷区桜丘3丁目37-8
時期なのか時間なのか、それとも偶然なのか、散策している中で小中学生を多く見かける。家族連れから高齢者まで幅広く混在している印象を受ける。ベッドタウンなのだろうか。
世田谷区桜丘3丁目10-6
印象深い事に、同じ風景が続いている。東の方に東京農業大学世田谷キャンパスの建物がある。ここから北に進む事にした。
世田谷区桜丘3丁目10-15
北に進むと千歳通りにぶつかった。周辺にはマンションが群を作り建ち並び、車の交通量も多い。
世田谷区経堂5丁目35-10
駅から徒歩約7分、城山通りを東に進んだ場所だ。
千歳船橋駅は、車の交通量が多い道路が多く、その沿線にコンビニやクリーニング店等が存在し、成城学園前駅、祖師ヶ谷大蔵駅とは違った印象を受ける。uber eats の配達員とすれ違った事の意味もあるだろう。
特に南東のエリアは車の交通量が多いと感じた。
また、自転車が多いと感じる。特に主婦や父親であろう家族がいる世帯の印象を受ける。
更に北西へ進む。
世田谷区経堂4丁目33-2
天祖神社
世田谷区経堂4丁目24-9
北側に来ているが、やはり住宅街の南と北で印象の違いを受けいない。逆を言えば、違いが見受けられないと感じる。
世田谷区船橋3丁目2-5
北側の住宅街入口であろう場所である。駅から徒歩約6分の場所で、駅の方角を見ると人流が駅まで続いている。更に北上し西へ向かう。向かう途中も少ないが人の流れはある模様。
世田谷区船橋1丁目55-5
都道428号に出た。都道は広くないが沿線上にもマンションが建ち並んでいる。千歳船橋エリアはマンション・アパートなどが多く、人口もデータより多いのではないかと感じてします。更に南下していく事にする。
世田谷区船橋1丁目47-5
世田谷区船橋1丁目36-4
幼稚園があった。家族連れの方が多く出歩いているので、子育てがしやすい環境なのではないか。
世田谷区船橋1丁目37-4
千歳通りにぶつかる駅から徒歩約5分の所だ。道幅は国道を除くと一番大きいだろう。塾や買取店などが建ち並んでいる。
また、この道には駅から西に向かう流れがあった。幹線道路や駅から直線的な道には動線があると予想する。
世田谷区桜丘5丁目42
世田谷弁天公園。公園周辺にはアパートが団地の様に構成されている。
世田谷区桜丘5丁目41-11
国道だ。国道311号に辿り着いた。国道311号は、南は二子玉川の方に、北は井の頭線を通り荻窪にたどり着く。主要道路がこの街に影響をもたらしているだろう。
世田谷区桜丘5丁目25-5
南西側の住宅街だ。
世田谷区桜丘5丁目6-5
住宅街のスタート地点周辺にたどり着いた。 駅周辺住宅街を散策して、豪邸や大きな敷地が無い代わりに綺麗な建物が立ち並び、どの方角のエリアも違いが見受けられなかった。それは、所得が平等である事と言い換えられないだろうか。
また、階層がある建物が多く、人口も多いと予測される為、市場は存在し、規模も安定するどろうという印象を受ける。
周辺の住民も幅広い層が存在している印象を受けた。
警察署や公園、幼稚園、学校も揃っており、住みやすいエリアだと肌で感じた。 次は、駅周辺への散策へ進む。
世田谷区桜丘2丁目25-3
笹原小学校。小学校が駅近くに存在している。
世田谷区桜丘2丁目27-7
駅周辺南側の城山通り西側の雰囲気。
世田谷区桜丘2丁目21-11
駅から直接枝分かれしている道には動線があり人流があるが、一本裏道に入ると、人の気配がなくなる印象を受ける。
世田谷区桜丘2丁目29-22
裏路地から一本駅に近づいた通りだ。こちらには人流がある。また、パン屋とクリーニング店が多い印象だ。駅周辺の道が入り組んでいるからか、一本違うだけで動線が違い印象が違う。
世田谷区桜丘2丁目29-21
駅から直接伸びている道に商店が集中している模様。昔ながらの精肉店、喫茶店の様に古き良き時代を感じるが、住宅街は古き良き時代(古さ)を感じなかった。これは、駅周辺の店舗が昔からの店が多く、息が長いエリアだと仮説が立てられる。
世田谷区経堂4丁目6-18
駅から南西に徒歩約5分の住宅街入口であろう場所である。
世田谷区経堂4丁目8-16
駅から城山通りを東に進んだ場所だ。こちら側は、高架下沿いに駐輪場があり、何も無い印象を受ける。
世田谷区経堂4丁目19-5
駅周辺の北側徒歩約2分、東方面は住宅街である。
世田谷区船橋1丁目1-1
ここら辺から、駅に近くなり人通りが多くなっている。
世田谷区船橋1丁目1-12
こちらの北側は南側と違い、裏路地にまで人の流れがある印象を受ける。
精肉店があり、駅周辺の精肉店の多さを感じる。
世田谷区船橋1丁目3-2
道も縦と横の線上には動線がある模様。
世田谷区船橋1丁目8-8
世田谷区船橋1丁目9-12
駅まで直線の森繁通り。
南側も北側も、美容室・理容室は充分にあると感じた。
世田谷区船橋1丁目12-4
森繁通りの一本裏の通りの様子。
世田谷区船橋1丁目11-2
駅から徒歩約4分の千歳通りの様子。
世田谷区船橋1丁目9-35
千歳通りから、東の方に駅に向かう通りの様子だ。 駅北口周辺。 最後に開業店舗.com恒例のスターバックス調査を行う。席の稼働率は9割だった。20代が多く、列はなしていなかった。 散策を修了する。
駅周辺を歩いてみて、南側のエリアでの店舗の印象は、古き良き時代の名残を感じた。そのせいか、扉から店内が見えず閉ざされている印象を受ける。
また、住居エリアでは古さを感じなかった為、古さよりも新しさの需要の方が高いと予測するが、昔から生業にしてきた店舗が多い為、お店として新しさは感じなく古さを感じてしまう。商業施設がない代わりに、幅広い業種の店舗が路面店に存在している為、買い物には困らないと想像できる。ペットの散歩などは見受けられなかった。
千歳船橋駅で開業する場合のアドバイス
飲食店の場合
外から店内が見えやすく、見栄えのいい店舗 小箱に対応できるテイクアウト・立ち飲み事業
印象的だったのが、外から店内が見えない店舗が多い事だ。 そこで、ガラス張りの店舗や白で統一されたスイーツ店など、見え方が良い店舗が戦い易いと考えている。また、駅周辺に大型の個人店舗がなかった為、小箱での運営も考慮しなければならないだろう。 そこで、小箱に対応したテイクアウト店や席を無くして客数を増加させる立ち飲み業態が良いと考える。 小箱という事は、ワンオペや固定費が低く済むメリットもある。 収益の増加の肝は、客数と回転率(購買回数)の増加となるだろう。 また、Uber eatsの配達員も存在する為、実店舗とテイクアウトも併用した運営ができる可能性もある。
美容系の場合
従業員全てが100点サービスを提供する店舗
千歳船橋益周辺の美容室・理容室が15軒以上あり、過剰供給と考える。 まだ、ネイルやエステの美容業態の方が数が少ない模様。 実際に散策してみても、美容業態の多さを感じた。 以前もお話ししたが、業態店舗が多い=需要がある、と考えられる為、調査を行い戦い方を選定する必要がある。 その為、店舗開業.comでは商品をサービスとして、サービスがエリアで一番の店舗運営で開業する事をお奨めする。 商品=技術力だと考えている方も多いと思うが、サービスにおいて模倣が一番困難な事が組織的に構築された100点のサービスを従業員全員が実行できる店舗だと思う。 詳細は、最高のお店とはを参考にしていただき、美容業態の開業を計画してほしいと思う。
その他事業の場合
ペット関連事業 コインランドリー事業 幼児〜小学生を対象にした事業
ペット不可物件を参照し、ペット関連事業の可能性があると考える。 所感により幅広い年齢層が存在し、住居エリアの特性であるアパート・マンションが多い事も可能性を感じる要因だ。
コインランドリー事業は、千歳船橋駅周辺のクリーニング店の数が多く、需要があるがコインランドリーが少ない事が取り上げる1番の要因だ。 特に、単身や主婦に重宝すると考えている。また、一度、コインランドリー事業の考察も見ていただき参考にしてほしい。
幼児〜小学生を対象にした事業では、家族持ち世帯が多い事から可能性がある市場だと考える。 所感で、幼稚園や保育園が駅の近くにあり、また、住みやすい環境である事も後押しする要因だ。 幼児も対象にする事で、人口減少の中でも小学生の数年をカバーできると考えている為、教育費支出傾向を参考に、この年齢層に提供できる教育関連事業が良いだろう。 塾などは競合が存在する為、例えば、妊娠中から始める英会話など、幼少期から親子で始める学習などを提供するなど、ニッチな業態も検討するといいだろう。